ユーグレナが3日続伸、ユーグレナ摂取で筋萎縮症状の抑制を示唆する研究結果を確認

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/05/21 11:17
 ユーグレナ<2931.T>が3日続伸。18日取引終了後、九州大学の立花宏文教授との共同研究で、微細藻類ユーグレナ粉末(和名「ミドリムシ」)を摂取することで老化などに伴い筋肉がやせてしまう状態である筋萎縮症状の抑制を示唆する研究結果を確認したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 ユーグレナ粉末を事前に摂取させていたマウス(ユーグレナ群)と通常の食事を摂取させていたマウス(コントロール群)を、寝たきりで筋肉を使わないことで筋萎縮状態にして、骨格筋の一種である大腿四頭筋の筋肉量の測定および筋萎縮症状に関連する遺伝子の発現に対する影響を調査したところ、ユーグレナ群では、コントロール群と比較して、大腿四頭筋の萎縮率の抑制が確認されたという。また、大腿四頭筋において、筋タンパク質の合成に関わる遺伝子の発現を促進し、反対に筋タンパク質の合成の阻害に関わる遺伝子の発現を抑制する傾向が示唆されたという。

 これにより同社では、ユーグレナ粉末の摂取が筋タンパク質の合成を促進し、筋萎縮症状が抑制される効果の示唆を確認したとしている。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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