ベアマーケットでの好決算発表銘柄
イワキポンプ(6237)に注目したい。
ここは産業用ケミカルポンプの製造会社であり、最近では半導体製造装置向けが急拡大している。半導体製造装置におけるケミカルポンプの役割は薬液などを適量かつ安全に送ることである。硫酸過水やフッ酸などの危険な薬品を扱う半導体ウエハー製造工程において送液用ケミカルポンプは必要不可欠である。さらに、複数分野のポンプを扱っているため、水処理系からエネルギー系まで多くの種類の製品を一度に揃えられることも、顧客のワンストップ化をうながし数字を伸ばしている要因と言えるだろう。近年はフッ化リチウム等の危険な薬剤を多く使用するリチウムイオン二次電池製造工程においても、イワキのケミカルポンプが使用されている。EVへのシフトなどで需要増加が見込まれる分野であるため、半導体以外の事業においても業績拡大の可能性がある。4月には1.5倍に新設された技術センターが完成し、6月から稼働開始によって研究・開発体制が大きく強化される可能性も成長期待要因とみることができるのではないか。
3/15に上方修正を発表したが、地合いの悪化と保守的な修正幅から株価は下落した。しかし、拡大する半導体やリチウムイオン電池マーケットを考えると、現在のPER約13倍という株価水準ではぜひピックアップしたい。
ここは産業用ケミカルポンプの製造会社であり、最近では半導体製造装置向けが急拡大している。半導体製造装置におけるケミカルポンプの役割は薬液などを適量かつ安全に送ることである。硫酸過水やフッ酸などの危険な薬品を扱う半導体ウエハー製造工程において送液用ケミカルポンプは必要不可欠である。さらに、複数分野のポンプを扱っているため、水処理系からエネルギー系まで多くの種類の製品を一度に揃えられることも、顧客のワンストップ化をうながし数字を伸ばしている要因と言えるだろう。近年はフッ化リチウム等の危険な薬剤を多く使用するリチウムイオン二次電池製造工程においても、イワキのケミカルポンプが使用されている。EVへのシフトなどで需要増加が見込まれる分野であるため、半導体以外の事業においても業績拡大の可能性がある。4月には1.5倍に新設された技術センターが完成し、6月から稼働開始によって研究・開発体制が大きく強化される可能性も成長期待要因とみることができるのではないか。
3/15に上方修正を発表したが、地合いの悪化と保守的な修正幅から株価は下落した。しかし、拡大する半導体やリチウムイオン電池マーケットを考えると、現在のPER約13倍という株価水準ではぜひピックアップしたい。