<動意株・30日>(前引け)=第一工薬、タカトリ、神戸天然物化学

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/30 11:45
 第一工業製薬<4461.T>=大幅反発。同社は29日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、営業利益を40億円から50億円(前期比26.8%増)へ、純利益を25億円から33億円(同32.6%増)へ上方修正した。売上高は従来予想の578億円を若干下回り569億円(同8.9%増)に修正したものの、界面活性剤や機能材料セグメントのIT・電子用途などを中心とした高付加価値品の売上高が顕著に伸長したことが牽引したという。また、業績予想の修正に伴い、従来12円を予定していた期末一括配当を14円に引き上げるとあわせて発表した。前期実績12円に対しては2円の増配となる予定だ。

 タカトリ<6338.T>=ストップ高カイ気配。同社は29日取引終了後に、厚生労働省から「胸腹水濾過濃縮装置 M-CART」の製造販売承認を取得したと発表。これが材料視されているようだ。同社は2013年度に、経済産業省および日本医療研究開発機構(AMED)の医工連携事業化推進事業の採択を受け、16年8月から医療機器業界に参入。このほど、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業の採択を受け、装置の小型化を実現した。

 神戸天然物化学<6568.T>=ストップ高。同社は29日の取引終了後、アミノ酸トランスポーターLAT1を阻害する新規抗がん剤開発候補化合物に関するライセンス契約を締結したと発表した。アミノ酸トランスポーターLAT1は、がん細胞に特異的に発現するもので、同阻害剤にかかる特許について同社と大阪大学は、ジェイファーマ社(横浜市)との間で再実施許諾権付独占的実施許諾契約を締結した。神戸天然物化学は15日に東証マザーズに新規上場を果たしている。

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出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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