【買い】石井表記(6336)大きく値を落としたが、大口受注発表で切り返し。決算にも期待。

投稿:2018/03/01 08:32

■3月22日決算

パソコンやタブレット端末などに使われるプリント基板の製造装置の最大手。1963年創業。近年は液晶パネルの配向膜を塗布するインクジェットコーター装置の拡販に注力。岡山のパチスロ機メーカーへのディスプレーの供給や産業機械向けのスイッチパネルも事業の柱。2002年開始の太陽電池ウエハ製造が、太陽電池市場の価格暴落にのみ込まれ多額の損失を計上。
もみじ銀行などから金融支援を受けたが、17年8月に優先株を取得・消却し再建完了。

EV車に搭載される予定の電池で本命格なのが、全固体二次電池と言われています。
同社は過去に、インクジェット製法による全固体型セラミックス二次電池開発を推進していました。
ですが、量産適合性に課題があり、断念。しかし引き続き、インクジェット製法における高積層ではない全固体型二次電池の展開を模索中としています。

全体相場の下落に合わせ2月は一旦崩れ、安値1028円までありましたが、全体と連動し戻り歩調。
20日引け後に、中国の液晶パネルメーカーからインクジェット装置の大口受注(12.6億)を獲得したと発表し、大きく上へ。
3月22日に本決算を控えておりますが、大きく伸びた今期の勢いそのままに見通しにも期待。
最低でも四季報予想は上回っておきたいところ。
終値1648円超えに期待し、上昇予想。
本田隆一郎
株式投資暁投資顧問 取締役
配信元: 達人の予想

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