【買い】ラウンドワン(4680)悪天候が見方、室内レジャーの勝ち組◆あすなろ投資顧問CEO 大石やすし◆

投稿:2018/02/08 14:50

悪天候が見方、室内レジャーの勝ち組

【WEBサイトチェック】
社長画像___☆☆☆☆☆ 見当たらず
役員画像___☆☆☆☆☆ 見当たらず 
デザイン性__★★☆☆☆ 
使いやすさ__★★☆☆☆ 
採用ページ__★★★☆☆  
一言メモ___投資家や利用者へのメッセージ性は重視していないようです。新卒採用への強い意欲を感じます。

【業務内容】
複合レジャー大手。近畿地盤に全国展開。ボウリングやゲーム、時間制スポーツなど。

【業績面】
18年3月期の連結業績予想について、売上高を922億円から938億9100万円(前期比7.0%増)へ、営業利益を71億7000万円から81億500万円(同21.3%増)へ、純利益を36億円から42億7600万円(同56.3%増)へ上方修正した。
上期は「大人1名に対して小学生以下1名無料キャンペーン」の継続的実施や、最新ゲーム機種や最新アイテムの導入などを積極的に展開。これを受けて既存店売上高が好調に推移し、業績が計画を上回って着地。
第2四半期累計の決算は、売上高462億4100万円(前年同期比8.4%増)、営業利益42億6900万円(同58.4%増)、純利益24億5600万円(同2.5倍)。また12月の売上状況は、前月と同様にすべての部門において前年を上回る結果となった。土日日数と年末年始(12/29-12/31)を昨年との比較すると、実質的には更に約2%程度の上積みがあった模様。またお正月期間においても、好調に推移している。12月より、ボウリング・カラオケ・アミューズメントにおいて『大人1 名につき小学生以下1名無料キャンペーン』を中学生以下まで対象を拡大し、カラオケにおいて業界初のハイレゾ音源とライブ会場のような臨場感を楽しめるアリーナサウンドを搭載した『JOYSOUND MAX2』を導入し、入場者数拡大に期待が掛かる。

【トピックスオピニオン】
過去10年間(07年~16年)の主要レジャーの市場動向を振り返ると、スマホスマートフォンの普及拡大でネットゲームなど市場が急成長しただ、スマホ普及の一巡感や、飽きや画期的な作品不足などでモバイルゲームの人気低下などから、モバイルゲーム市場は17年にピークアウトし、18年から縮小と見るが。その一方で、ゲームセンター、ボウリングなどリアルエンターテインメントや働き方改革の推進による自由時間の大幅な増加で、隙間時間活用娯楽であるモバイルゲームの消費抑制などの流れから、ボウリングやアミューズメント施設、カラオケなどのリアルエンターテイメントやゲームソフト市場は、回復傾向が続くとみており、この動きに関する関連銘柄として、同社に注目したい。

2/14 13:00追記 2/9に18年3月期の連結業績予想について、売上高を938億9100万円から958億100万円(前期比9.1%増)へ、営業利益を81億500万円から97億700万円(同45.3%増)へ、純利益を42億7600万円から55億9500万円(同2.0倍)へ上方修正したが、既存店売上高の悪化懸念から売られているようだ。上方修正は、人気バンド「ゴールデンボンバー」とのタイアップイベントの実施やオリジナルグッズの配布、最新ゲーム機種や最新アイテムの導入を積極的に行ったことに加えて、「大人1名に対して小学生以下1名無料キャンペーン」を中学生以下まで対象を拡大し、「小中学生無料キャンペーン」を実施したことで、第3四半期までの既存店業績が好調に推移していることが要因としている。同時に発表した第3四半期累計の連結決算は売上高687億3200万円(前年同期比9.8%増)、営業利益52億5000万円(同2.0倍)、純利益30億3900万円(同5.2倍)だった。一方、同時に発表した1月の売上状況(速報)は、既存店売上高が前年同月比2.5%増と8カ月連続で前年実績を上回った。後半に記録的寒波の影響を受けたものの、前半が好調に推移したことが貢献したという。ただ、前年同月のハードルが高くなり、伸び率が鈍化しているうえ、2月は寒波の影響で各アイテムとも前年を下回って推移しているとあり、先行きに対する警戒感が売りにつながっているようだ。月次のい鈍化は一時的と見られ来月3月の卒業シーズンで大幅増加が見込まれる。
大石やすし
人とAIの二刀流ーあすなろ投資顧問 CEO
配信元: 達人の予想

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