トーカロがS高、1対4株の株式分割と配当の実質増額および第3四半期好決算を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/01 14:12
 トーカロ<3433.T>がストップ高の6480円まで買われ、上場来高値を更新している。1月31日の取引終了後、2月28日を基準日として1対4株の株式分割を実施するとともに、18年3月期の期末配当を従来予想の45円から13円75銭に修正するとしており、株式分割と実質配当増額を好感した買いが入っている。

 また、同時に発表した第3四半期累計(17年4~12月)連結決算が、売上高253億1800万円(前年同期比17.9%増)、営業利益54億9000万円(同31.8%増)、純利益37億400万円(同31.9%増)と大幅増益となったことも好感されている。

 主力の溶射加工事業で、世界的に旺盛な設備投資需要を背景に半導体・FPD分野向けが大きく伸びたほか、鉄鋼分野や産業機械分野も好調に推移したことが業績を牽引。また、自動車部品などの切削工具向けPVD処理加工も堅調に推移した。

 なお、18年3月期通期業績予想は、売上高330億円(前期比13.9%増)、営業利益68億円(同20.4%増)、純利益45億円(同10.6%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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