来週以降、月末にかけては

著者:斉藤紀彦
投稿:2018/01/20 13:20

押し目買いの好機になりやすいと思います

先物夜間取引の終値は23820 +20円高、高値は23890 +90円高で、安値は23750 -50円安でした。

米国株の上昇を受けて週明けの日本株には安心感が広がりそうですし、特に米10年債の利回りが上がっていることから金融株には買いが入ると思いますが、一方でドル円は110円台半ばでの円高水準から動いていません。

来週は安いところがあれば目先の買い場になると考えていますが、依然としてテクニカル指標の一部には高値圏を示唆しているものもあるだけに、なるべく25日線(19日現在:23236円)に引き付けて買いたいところです。

25日線は当面上昇傾向にありますので、日々これと5日線(19日現在:23821円)を見ながら買い場を探ることになると思います。

25日線までは行かなかったとしても、最低でも5日線より下で買いたいところです。

新興市場も過熱感が意識された動きになってきていますが、月末から本格化してくる企業決算発表を前に、好業績期待があるのに出遅れている銘柄を狙いたいイメージです。

相場全体に言えることですが、例年のパターンですと1月は月末にかけてドル円は円高に振れやすく、海外投資家も売り越し基調になりやすいだけに、月末にかけて押し目買いの好機になりやすいと考えています。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想