モバファク伸び悩む、開発中止に伴う費用計上などで17年12月期下振れ着地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/01/19 14:06
 モバイルファクトリー<3912.T>が伸び悩んでいる。朝方から19日付・日本経済新聞「ゲーム内の売買 仮想通貨を使用」報道を手掛かりとした買いが優勢だったが、午後1時に17年12月期通期の連結決算を発表したことを機に上値が重くなっている。営業利益は7億3600万円(前の期比20.5%増)と、従来予想の7億6100万円を下回ったことが影響しているようだ。

 売上高は24億3700万円(同17.6%増)で、従来予想の24億8600万円には届かなかった。位置情報連動型ゲーム「ステーションメモリーズ!」は好調だったが、他タイトルの実績推移が見込みを下回ったことや、新作の開発中止に伴う費用計上などが影響した。なお、今18年12月期の業績予想は開示していない。

 また、今期から株主還元方針を変更すると発表。これまでの「連結配当性向30%目標」から「総還元性向(配当金額と自己株式取得金額をあわせたものを連結純利益で割ったもの)30%目標」にするとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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