本多通信が一時２０％高、１対２株の株式分割と１８年３月期業績・配当予想の上方修正を発表

　本多通信工業<6826.T>が急騰して一時、前日比３６７円（１９．８％）高の２２１６円まで買われ、上場来高値を更新している。２６日の取引終了後、１１月３０日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表したほか、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を１８０億円から１９０億円（前期比１０．４％増）へ、営業利益を１６億円から１８億５０００万円（同２９．８％増）へ、純利益を１１億円から１２億円（同２２．２％減）へ上方修正したこと好感されている。

　ＦＡ分野が高水準で推移していることに加えて、車載分野の伸長を見込んでいる。また、業績予想の修正に伴い、従来２７円を予定していた期末一括配当を１５円に修正しており、これも好材料視されているもよう。分割を考慮すると実質３円の増額となる予定だ。

　なお、あわせて発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高９６億１６００万円（前年同期比１８．７％増）、営業利益１０億４１００万円（同８４．８％増）、最終利益７億１５００万円（同８６．０％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）