ＳＵＭＣＯ、東エレクなど半導体関連株の上値追い鮮明、米半導体大相場が波及◇

　ＳＵＭＣＯ<3436.T>が反発で２０００円大台を回復、５月１２日の年初来高値２０４３円更新を指呼の間に捉えているほか、東京エレクトロン<8035.T>は前場高値引けで４００円超の上昇をみせ新値街道、信越化学工業<4063.T>は５日続伸で約３か月ぶりの年初来高値更新と半導体関連株が軒並み高い。

　米国ではインテルをはじめ半導体関連株の大相場が継続、東京市場でもこれに追随する動きにある。大口径シリコンウエハーの需要拡大が続くなか、ＳＵＭＣＯや信越化に追い風が強いほか、３次元ＮＡＮＤ型メモリーなど次世代メモリーの普及加速も深掘りの利くエッチング装置で優位性を持つ東エレクに収益チャンスを広げている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）