乃村工芸が5日ぶりに反発、8月中間期は最終利益20%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/06 09:56
 乃村工芸社<9716.T>が5日ぶりに反発している。5日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高529億5600万円(前年同期比1.6%減)、営業利益34億円(同0.4%増)、純利益26億8400万円(同19.7%増)となり、最終利益が約2割の増益となったことが好感されている。

 博物館の大型案件が第1四半期から第4四半期に先送りになったことなどから売上高は減収となったが、12年度から継続して実施している中核協力社体制の整備や受注・プロセス管理強化策の効果や社内の生産性向上策などが寄与し売上総利益率が改善し、営業増益を確保した。また、グループ会社の株式譲渡決定による税金費用の戻り入れなどで法人税などが減少したことも最終利益の大幅増益につながった。

 なお、18年2月期通期業績予想は、売上高1200億円(前期比3.8%増)、営業利益81億円(同6.5%増)、純利益56億円(同10.7%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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