シンワアートがストップ高、“仮想通貨関連”物色人気の流れ波及◇

　シンワアートオークション<2437.T>が商いを急増させて値幅制限いっぱいに買われる人気となった。

　金融庁が２９日に仮想通貨と法定通貨の交換サービスを展開できる仮想通貨交換事業者として１１社を登録、また直近では米メディアを通じゴールドマン・サックスが仮想通貨に特化した新たなトレーディング・オペレーションを検討していると伝えられるなど、仮想通貨関連株の一角に投機資金が流入している。きょうはフィスコ<3807.T>も一時ストップ高に買われたほか、マネーパートナーズグループ<8732.T>なども続伸している。

　シンワアートはフィスコやカイカ<2315.T>などと提携関係にあることが着目されている。株価は今年７月２６日に８８８円の高値に買われるなど急騰性が話題となったが、最近は４００円台でもみ合いを続け需給面でも売り圧力が軽減されていた。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）