カシオの第１四半期最終利益７４％増の４１億８１００万円

　カシオ計算機<6952.T>は２日取引終了後、１８年３月期の第１四半期（４～６月）連結決算を発表。売上高は６９７億９５００万円（前年同期比６．０％減）、営業利益は６５億６６００万円（同７．６％減）、最終利益は４１億８１００万円（同７３．８％増）だった。デジタルカメラなどで開発コストが営業利益を押し下げる要因となったが、前年から為替差損が低減したことが寄与して最終利益は７割を上回る伸びとなった。
　
　通期業績予想は従来見通しを据え置いた。売上高３５００億円（前期比９．０％増）、営業利益３４０億円（同１１．０％増）、最終利益２２５億円（同２２．２％増）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）