ストライクは4日続伸、6月23日の東証1部または2部への市場変更と業績増額を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/05 10:54
 ストライク<6196.T>は4日続伸。東証マザーズ上場の同社は2日の取引終了後、東京証券取引所から6月23日に東証1部または同2部へ市場変更する承認を受けたと発表したことが好感された。また、同時に今期業績予想の増額修正と増配を明らかにしたことも評価された。

 17年8月期の単体業績予想は、売上高は23億2600万円から27億2600万円(前期比35.9%増)へ、営業利益は8億2100万円から10億4700万円(同31.5%増)へ、最終利益は5億4000万円から7億900万円(同39.0%増)へそれぞれ増額修正した。中堅・中小企業の事業承継ニーズでM&A市場が拡大するなか案件は好調に成約している。今期末の一括配当は従来予想から2円増の年14円(前期比実質2円34銭増)への増配を予定している。

 さらに、15万6300株の公募と72万3700株の売り出し、それに上限13万2000株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。調達金額は約6億5900万円で、M&Aコンサルタントなどの増員にかかる人材採用の資金や新規案件獲得のためのマーケティング費用などに充てる。発行済み株式数は最大で約2%増える見込み。公募・売り出しの発行・売出価格は12日から15日のいずれかの日に決定する。東証の所属部も、発行・売出価格の決定以降に決まる予定。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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