日本精線が続急伸、高純度水素製造装置を材料に短期資金集結◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/27 13:43
 日本精線<5659.T>が全体下げ相場に抗して続急伸、昨年来高値を更新。きょうは一時ストップ高の753円まで上値を伸ばす場面があった。

 同社はステンレス鋼板のトップメーカーで自動車向けに需要を確保するほか、半導体向けに金属繊維が好調で収益に貢献している。発行株数3200万株強で浮動株比率も低く、中小型材料株特有の足の軽さが特長。市場では「前週に岐阜大学や沢藤電機<6901.T>と共同でアンモニアを原料とした高純度水素製造装置を開発したことを発表、これを引き続き手掛かり材料に個人投資家を中心とした短期値幅取りに期待した買いを呼び込んでいる。ただ日計り狙いの動きが主流とみられ、資金の回転も速い」(国内大手ネット証券)と指摘されている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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