チエルが反発、教育委員会・学校向けに「Wi-Fi環境の安定化」などの提案を開始

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/10 09:08
 チエル<3933.T>が反発している。9日の取引終了後、次期学習指導要領に向けたICT環境整備の促進を図るために、教育委員会・学校向けに「Wi-Fi環境の安定化」と「インターネットアクセスの高速化」を実現するソリューションの提案を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 今回の両ソリューションの提案は総務省が昨年12月26日に公表した、「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」を踏まえて開始するもの。同計画では、19年度までの3カ年で、全国の学校や市民センター、公民館、博物館など3万カ所に公衆無線LAN環境を整備。教育機関においては、次期学習指導要領に向けたICT環境整備に活用ができるものとしても期待されており、同社ではパケット通信の混雑を緩和することで、不特定多数の利用者がインターネットにつなぎやすい環境を提供する「Tbridge(ティーブリッジ)」と、キャッシュ機能でより高速なインターネット閲覧を実現する「eNetStar(イーネットスター)」を組み合わせて提供するとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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