シャープが7日ぶりに大幅高、東証2部売買高断トツで東芝と対照的な値動き◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/19 10:09
 シャープ<6753.T>が大幅高で一時300円台を回復。個人投資家を中心とした短期資金を呼び込み売買代金は東証2部で断トツとなっている。株価は前日まで6日連続安と下値を探る展開にあったが、目先は値ごろ感から押し目買いが優勢。台湾の鴻海グループ傘下で経営再建中にあるが、四半期ベースでは損益が黒字化するなど業績回復色をみせており、ひと頃と比べ中期的視野で買い安心感が底流している。

 市場では「東芝<6502.T>と対照的な動きで一部では“東芝買いのシャープ売り、シャープ買いの東芝売り”というプログラムが組まれているフシもある」(国内準大手証券ストラテジスト)という指摘もある。きょうは、東芝に5000億円を超える巨額損失懸念が再浮上し、同社株は改めて売り直されているが、シャープは買い戻される展開にある。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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