宮入バ、今期最終を2.4倍上方修正

　宮入バルブ製作所 <6495> [東証２] が1月16日大引け後(16:40)に業績修正を発表。17年3月期の最終利益(非連結)を従来予想の8400万円→2億0100万円(前期は2億2900万円)に2.4倍上方修正し、減益率が63.3％減→12.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終利益も従来予想の8000万円→1億9700万円(前年同期は2億2900万円)に2.5倍増額し、減益率が65.1％減→14.0％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　破産更生債権等（全額引当済）に計上しているＭＳエイジア株式会社および連帯保証人に対する債権回収として、平成26年６月から東京地方裁判所による破産手続きを進めてきましたが、当第３四半期において最後配当金71百万円を特別利益として計上しました。これを以って総額35億３千万円の貸金に対する債権回収は終了しました。また、当社甲府工場において環境にやさしいエコな工場を目指し太陽光発電設備の設置を進めております。当該事業は経済産業省資源エネルギー庁の再生可能エネルギー事業支援事業費補助金対象であり、第４四半期において補助金収入46百万円を特別利益として計上する見込みです。以上により特別利益に総額117百万円の計上を見込み、当期純利益117百万円の修正を行うものであります。なお、配当予想については変更ありません。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なることがあります。開示すべき事項が発生した場合は、適時に開示致します。