【買い】シャープ㈱(6753)液晶パネル合弁会社の上場検討が好材料に。さらなる値上がりに期待= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/01/10 18:54

■注目銘柄:【買い】シャープ㈱(6753)

大手電機8社の一角をなす総合家電メーカー。
液晶の応用技術を軸とした製品を持つ企業として知られる。

■注目理由
11月1日に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期(平成28年4月1日~平成28年9月30日)の業績は、前年同期比で売上高△28.1%と減収ながら、親会社株主に帰属する四半期純利益△45,420百万円で赤字幅縮小となった。
9月末時点で3四半期ぶりに債務超過が解消され、併せて非開示だった通期の業績予想も連結最終損益が418億円の赤字(前期は2559億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示しており、好調だ。

一方でチャートを見ると、株価は10月中旬から上昇傾向が続いている。
1月5日昼過ぎに日経速報ニュースで、「台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業と共同出資するテレビ向け液晶パネル生産会社、堺ディスプレイプロダクト(SDP、堺市)の新規株式公開(IPO)を検討すると明らかにした」と報じられており、これを好材料視した買いが入った。
この日は後場に上げ幅を急拡大し、連日の年初来高値更新となった。(出典:2017年1月5日 株経ONLINE)
ボリンジャーバンドの+1~+2σラインに沿って株価が上昇するバンドウォークが見られるので、強い上昇トレンドであると考えられる。
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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