シグマ光機、上期経常を一転23%増益に上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2016/12/26 15:00
 シグマ光機 <7713> [JQ] が12月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。17年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益を従来予想の3.3億円→4.9億円(前年同期は4億円)に48.1%上方修正し、一転して23.4%増益見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の7.8億円→8.6億円(前期は8.7億円)に9.6%上方修正し、減益率が10.3%減→1.7%減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.平成29年5月期 第2四半期累計期間 (連結・個別) 平成29年5月期第2四半期累計期間(連結・個別)の業績予想につきまして、売上高は、大学・国立研究開発法人等の研究開発分野の需要が軟調に推移するも、スマートフォンに関連する国内外産業分野の半導体・電子部品・FPD業界、及びバイオ・医療業界等の需要が堅調に推移していることから、前回予想を上回る見込みとなりました。 利益面につきましても、増収に伴う利益の増加のほか、当社研究開発投資・設備投資等の一部先送り等を含む全社的な経費削減等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。2.平成29年5月期 通期 (連結・個別) 平成29年5月期通期(連結・個別)につきましては、米国の今後の政策動向、EU圏の政治情勢、中国・新興国の景気減速等により世界経済の先行きがますます予測困難ではありますが、産業分野の研究開発投資・設備投資における今後の需要は引き続き堅調に推移すると予想されることから、通期の売上高は期初予想を若干上回る見通しとなりました。 利益面につきましても、引き続き生産の効率化や全社的な経費削減等を推進いたしますが、今後の景気動向に不透明感があるとともに、上期に未実施となっていた研究開発投資や設備投資の時期ずれでの実施や販売促進費・広告宣伝費の増加等が見込まれることを受けて、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに期初予想を若干上回る見通しとなりました。※上記の業績予想につきましては、当社が発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、今後様々な要因により実際の業績等は大きく異なる可能性があります。
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