決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … パーク２４、ＨＩＳ、エイチーム (12月9日～15日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から16日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　エイチーム <3662>
　17年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比40.8％減の2.9億円に落ち込んだが、8-1月期(上期)計画の3億円に対する進捗率は97.3％に達し、4年平均の54.8％も上回った。

▲No.3　ミサワ <3169>
　17年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結最終損益は8700万円の赤字(前年同期は6800万円の黒字)に転落した。

▲No.6　東京ドーム <9681>
　17年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比0.3％減の93.4億円となり、通期計画の99億円に対する進捗率は94.4％に達し、5年平均の88.6％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7605> フジコーポ 　　東１　　 -8.50 　 12/14　本決算　　　　5.89
<3662> エイチーム 　　東１　　 -7.74 　 12/ 9　　　1Q　　　-40.77
<3169> ミサワ 　　　　東１　　 -6.27 　 12/ 9　　　3Q　　　-98.69
<8013> ナイガイ 　　　東１　　 -4.48 　 12/13　　　3Q　　 1273.68
<9603> ＨＩＳ 　　　　東１　　 -3.89 　 12/ 9　本決算　　　165.96

<9681> 東京ドーム 　　東１　　 -3.67 　 12/15　　　3Q　　　 -0.30
<3421> 稲葉製作 　　　東１　　 -2.73 　 12/14　　　1Q　　　-85.50
<7856> 萩原工業 　　　東１　　 -2.41 　 12/12　本決算　　　　3.05
<6630> ヤーマン 　　　東１　　 -2.05 　 12/14　　上期　　　296.41
<3843> フリービット 　東１　　 -1.90 　 12/ 9　　上期　　　 41.96

<4666> パーク２４ 　　東１　　 -1.80 　 12/15　本決算　　　 13.40
<3770> ザッパラス 　　東１　　 -1.38 　 12/ 9　　上期　　　-97.96
<6387> サムコ 　　　　東１　　 -1.31 　 12/ 9　　　1Q　　　　赤転
<1882> 東亜道 　　　　東１　　 -1.17 　 12/14　　上期　　　　赤転
<3658> イーブック 　　東１　　 -0.80 　 12/ 9　　　3Q　　　　赤拡

<3159> 丸善ＣＨＩ 　　東１　　 -0.54 　 12/13　　　3Q　　　 -1.42
<3458> ＣＲＥ 　　　　東１　　 -0.54 　 12/ 9　　　1Q　　　 41.05
<3361> トーエル 　　　東１　　 -0.10 　 12/13　　上期　　　 11.00

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース