サイネックスが反落、12月12日付で東証1部に指定も売出を警戒

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/21 10:27
 サイネックス<2376.T>が反発。前週末18日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、12月12日付で東証2部から東証1部へ指定されることになったと発表したが、同時に87万株の公募による自社株の処分と、13万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表しており、需給面への影響を警戒した売りが出ている。

 売出価格は11月29日から12月2日までのいずれかの日に決定する予定。これらにより調達する手取り概算額上限8億8000万円については、10月3日付でサンマークの全株式を取得した代金の支払で一時的に減少した運転資金に当てるほか、サンマークへの融資に充当する予定だという。

 なお、同社は、無料電話帳や地域行政情報誌の発行、地域情報サイトの運営、ふるさと納税の一括業務代行などを展開。17年3月期連結業績は売上高130億円(前期比9.2%増)、経常利益7億2000万円(同11.5%増)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
730.0
(05/17)
+12.0
(+1.67%)