マルハニチロは上場来高値、冷食好調で17年3月期営業3割増益に増額

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/11/08 11:03
 マルハニチロ<1333.T>が上場来高値。ディフェンシブストック的要素があり、前日は全体相場がリスクオンに転換するなかで、ひとまず利益確定の売りに上昇一服となった。しかし、きょうはすかさず押し目に買いが流入し上値指向の強さを発揮している。

 同社は7日取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益段階で180億円から220億円(同29.6%増)へ増額しており、これを好感する買いを集めた。消費者のデフレマインド再燃で外食需要が減少、つれて同社が販売するチャーハンなどの冷凍商品が好調で業績に貢献している。販管費の削減努力も利益に反映されている。

 テクニカル的には、9月下旬以降の上昇相場で調整局面を交えながらも25日移動平均線がサポートラインの役割を果たし、2度にわたる押し目買いポイントを提供、下値切り上げトレンドを維持している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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