ＯＬＣの９月中間期は２％営業増益、天候不順で客数減も客単価上層が上昇

　オリエンタルランド<4661.T>がこの日の取引終了後、第２四半期累計（４～９月）連結決算を発表しており、売上高２２７５億３５００万円（前年同期比２．５％増）、営業利益５３２億６９００万円（同２．２％増）、純利益３８１億１５００万円（同６．０％増）となった。

　主力のテーマパーク事業は、入園者は天候不順の影響から０．３％減の１４３２万人にとどまったが、入場券の値上げや東京ディズニーシー１５周年関連商品の好調による商品販売収入の増加でゲスト１人当たり売上高が増加し業績を牽引。また、商品・飲食原価率が減少したこともあり、営業利益は期初の減益見通しから一転して増益で着地した。

　なお、１７年３月期通期業績予想は、売上高４７９９億円（前期比３．１％増）、営業利益１０９１億１０００万円（同１．６％増）、純利益７６８億７０００万円（同４．０％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）