カプコンが急反発、9月中間期大幅減益も中間配当増額を好感、「モンハン」最新作を来年3月投入も発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/28 10:31
 カプコン<9697.T>が急反発。27日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高286億7600万円(前年同期比9.4%減)、営業利益17億1500万円(同39.7%減)、純利益4億500万円(同79.2%減)と大幅減益に終わったものの、同時に中間配当を増額すると発表しており、これを好感した買いが入っている。

 今期は従来、中間15円、期末25円の年40円を予定していたが、中間25円、期末25円の年50円にするという。前期の年40円に対しては年間で10円の増配となる

 なお、17年3月期通期業績予想は、売上高850億円(前期比10.4%増)、営業利益136億円(同13.1%増)、純利益90億円(同16.2%増)の従来予想を据え置いている。

 また、この日10時ごろ、ニンテンドー3DS向けに、「モンスターハンターダブルクロス」を来年3月に発売すると発表しており、これを好材料視する買いも入っているようだ。同ゲームは、国内出荷本数330万本を達成した「モンスターハンタークロス」から進化した作品で、これまでのシリーズにおける世界観やゲーム性はそのままに、前作からの新規要素である「狩猟スタイル」や「狩技」はもちろん、新たなメーンモンスターの登場のほか、パワーアップした「ニャンター」や「新たな拠点」「新たなステージ」などの相乗効果によりさらなる進化を遂げるとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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