国内大手証券が「化学・繊維セクター」から3銘柄をピンポイント推奨

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/06 14:30
 SMBC日興証券では5日付で、「化学・繊維セクター」についてのリポートを発行している。「原油安・円高」への局面転換でサブセクター内の業績二極化が鮮明化しているとし、業種格付けは「中立」だが、推奨銘柄として三菱ケミカルホールディングス<4188.T>東ソー<4042.T>、大陽日酸<4091.T>を挙げている。

 三菱ケミカルHDはインドと中国のPTA事業撤退や17年4月に控える化学系3社統合など構造改革・事業ポートフォリオ転換の進展により、16年3月期を底としてEPS成長が加速する可能性が高いことを評価。東ソーはスペシャリティ事業の数量増とコモディティ事業の効率化・競争力強化を両輪に着実な利益成長が期待できるうえに、PERなどの指標面に割安感が強いこと、また、大陽日酸は米国ガス事業におけるM&Aとシナジーを裏付けとして収益拡大局面に転じる公算が大きいことを推奨の根拠としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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