矢作建が大幅高、第１四半期営業利益４．２倍をポジティブ視

　矢作建設工業<1870.T>がカイ気配スタートで大幅高。同社は５日取引終了後、１７年３月期の第１四半期（４～６月）連結決算を発表。売上高は２００億７７００万円（前年同期比７．４％増）、営業利益は２８億２９００万円（同４．２倍）、最終利益は２２億６５００万円（同５．７倍）と高変化を示した。これをポジティブ視する買いを呼び込んだ。民間建築需要を取り込むほか、不動産部門などが寄与。高利益率案件の販売比率が上昇し利益を牽引している。

　通期業績予想は従来見通しを据え置いているが、営業利益７６億円（前期比３．４％増）に対する第１四半期時点の進捗率は３７％に達している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）