<動意株・25日>(前引け)=ブロードバンドタワー、大和コンピューター、不二サッシ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/04/25 12:16
 ブロードバンドタワー<3776.T>=ストップ高カイ気配。日本経済新聞・電子版が25日午前0時過ぎに「創薬ベンチャーのインタープロテイン(大阪市、細田雅人社長)は人工知能(AI)を使った医薬品を開発する」と報じ、このなかでブロードバンドタワー子会社のエーアイスクエアと25日に共同研究契約を結ぶとされていることが材料視されているようだ。エーアイスクウエアは昨年12月に設立され、AIを活用した各種ITサービス提供およびコンサルティングを手掛けている。具体的には、対話型サービスの自動化ソリューション提供のほか、画像系データやセンサー系データのAI活用を推進している。

 大和コンピューター<3816.T>=大幅高で5連騰。同社は前週末22日の取引終了後、農林水産省の「平成28年度農業界と経済界の連携による先端モデル農業確立実証事業」に承認されたと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回承認されたのは、同社が地元農家や豊田肥料(静岡県袋井市)などと共同で設立し、同社が経済界側代表として応募した「メロン養液栽培による循環型農業確立コンソーシアム」。同コンソーシアムは、養液栽培の利点を実証し、より多くのメロン農家が重労働から解放され、高齢化しても活躍し続けることで「メロン産地の再生」を行うことを目的としており、ICT化による複数の生産者の経験値の蓄積により、潅水作業の「匠の技」をデータ化し栽培の自動化を進めることで、後継者の早期育成、新規参入を容易にすることなども進めている。

 不二サッシ<5940.T>=急騰。同社は前週末22日の取引終了後、集計中の16年3月期連結業績について、売上高が従来予想の975億円から977億円(前の期比1.3%減)へ、営業利益が18億5000万円から26億円(同13.9%減)で着地し、最終利益も3億~6億円のレンジ予想を上回り12億7000万円の黒字(同1.7%減)で着地したようだと発表しており、これが好感されている。国内のビル建材を中心とした建材事業が堅調なことに加えて、法人税等の計上見込額の数値の見通しが可能となったことが要因としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
291.0
(15:00)
+17.0
(+6.20%)
1,246.0
(15:00)
+21.0
(+1.71%)
89.0
(15:00)
-1.0
(-1.11%)