自然体なら戻り売り狙いの売りが出易い局面

優利加さん
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昨日の米国株式相場は3日続伸した(DJIA +196.67 @35,950.56, NASDAQ +131.48 @15,653.37, S&P500 +29.23 @4,725.79)。ドル円為替レートは114円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄数の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が884に対して、1,173となった。騰落レシオは86.03%。東証1部の売買代金は1兆6165億円。 

TOPIX -3 @1,987
日経平均 -16円 @28,783円

オミクロン型による感染者は入院したり重症化する可能性が低いという調査報告が相次いでいることを好感して米国株は3日続伸した。この流れを受けて日経平均も小高く始まった。しかし、12月24日は米株式市場が休場となるため、クリスマス休暇に入る海外投資家が多く薄商いとなり、値動きも小さかった。さらに、後場に入ると、東京都でオミクロン型の市中感染が初めて確認されたと報じられると、日経平均は下げに転じた。

日経平均の日足チャートを見ると、下向きの60日移動平均線にちょうど接するところまで戻ってきたが、25日移動平均線も下向きであり、依然として自然体なら戻り売り狙いの売りが出易い局面である。大きな買い材料が出て、上方向に大きく放れるかどうかに注目している。

33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、陸運(2位)、電気・ガス(3位)、その他金融(4位)、情報・通信(5位)となった。

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