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中国株と景気刺激策と上海万博
中国株と景気刺激策と上海万博 2008年11月12日
中国株のセミナーに行ってきた。現地のファンドマネージャーが直に話をしてくれ、中国人がどう思っているかなどを聞けた。
中国の株は6000元をつけてから2000元以下になり、低迷しているがリーマンショック以降は世界の中でも良い状態だ。中国の株も需給からか下げたが、今は個人投資家がほとんどが、外国人の比率を上げたり、機関投資家にもっと開放したり、年金、政府系ファンドなどの運用にも開放したりすれば逼迫しそうです。
万博の効果はすごいと認識していて、これから北京オリンピックの比ではないと思っている。
外貨の管理は厳しくなっているので外国からの送金は1ヶ月に1回が限度でしょう。
外国の投資銀行もデリバティブでETFを利用して運用しているとこが多い。香港に2つ、東証に1つ、大証に1つの4つがある。
今回の政府の57兆円のインフラなどの投資は、鉄道が主で地下鉄整備、電力の送電線の整備、農村問題などがあるようだが、CITIの現地のアナリストによると毎年GDP2%の上昇効果が見込めるそうだ。IMFや中国政府の予想が8%ぐらいとなっているのでさらに+2%で年率10%の成長が見込まれる計算になる。
中国の現地の投資家の気分も日本人と同じで極めて慎重になっているが、政策に極めて敏感で、政府が一言いえば、暴騰したり暴落したりする。それだけ政府を良く見ている。
今後中国政府も信用取引や先物取引にかかる用意をしている。株式についても政府は改善していく取り組みをしていくであろうとのことであった。
1年定期が3%弱、配当が2%強、今のPERの予想が12倍とのことである。以前に比べて割安なことはいえるが、世界的な気分が良くならないと厳しいともある。
思うに政府も3%となった物価も収まってきて、徐々に金融緩和に走らざるをえないでしょう。今までは10%近いインフレに食料の物価を抑えるのに必死であったが、原油や穀物の値段が下がってきて史上最高の貿易黒字も手伝って、投資家の気分も高揚してくれるでしょう。
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確かに、オリンピックに比較すると開催地点の経済を考えると万博効果は非常に高い気がします。ただ、1年前は、自分もたぶん万博にいくだろうな~と思ってましたが、今は微妙な感じです。中国に対するマインドが下がっています。
今回の57兆円の刺激策発表でJPのインフラセクターが上がってましたが、今までの経緯を考えると、半信半疑な気になります。いずれにしても、あの巨大な人口は潜在的な爆発力な潜在力を感じます。情報ありがとうございます。(*'-')ノ~*
上海は随分成長の期待が持てそうですね。
万博に向けてや、もともとインフラが未整備の部分があったので、発展の余地があるなんて聞いてたけど、ETFなども底が打ちそうなので是非買いたいですね。
配当もある投信なんかがあるといいですね。
富裕層も日本の人口より多いそうですから経済の質が違います。勢いで言えば一番いいでしょうね。
投信では唯一日興の黄河2でしょうか?直接投資のものですが面倒ですので、ETFのパンダや上海50がいいでしょうね。世界的にもこれらを投資銀行が組み込んでいるようです。