結局、米国と逆な国民性の日本人は、自分の苦手な中国カンフー回し蹴りとのドンパチのブラフを米国にやってもらっているわけで、米国の旦那の女房役になっている癒やし系国家が現代の日本なのだ。雄々しく戦って死ぬ道を選んだ、大東亜のヒーロー役に懲りたからこそ現代の平和ボケ日本があるので、こんな得な同盟をやめられるわけがないだろう。(建前論でなく、本音が経済を動かすに決まっている)軍服を脱いで、チャップリンみたいな、燕尾服で、マッカーサーのご機嫌をとった、昭和の大元帥陛下の豹変ぶりは、国策としては、まことに賢かったとしか、いいようがないだろう。
FXを見ると、オーダーとしては、ドル買い注文が6割だが、未決済ポジションとしては、逆にドル売り円買いが勝っている現状である。ということは、そもそも機関投資家の本来の目的としての外貨需要としては、オミクロンの不安の中、今はドルよりも安全通貨の円がほしがられており、過度の円安になる風向きでない。「日本のコロナ感染が総体的に米国よりましなこと」が、円安→外貨不足による資源・1次産品輸入困難→モノホンの日本経済破綻を防いでいる。