今週の相場展望

[はかせさん]

チャート上、日経平均は25日平均にタッチ後下落となった。

月曜日東京は上昇するだろうが、やはりＧＭの瀕死状態が来年初に衝撃となって返ってくる可能性が高い。月末あたりに英・ユーロ圏でさらなる利下げがあるかもしれないが、相場を押し上げていくにはパワーが足りない。

世界経済は来年マイナス成長、企業決算も少なくとも来期前半までは非常に厳しい。

来年後半の環境改善傾向が見られるかどうか、それには為替が少なくともドル100円、ユーロ135円程度になることが必要である。

それまでは、一進一退（7500～9500円）あたりを行ったり来たり相場となりそうだ。8000円割れレベルでは押し目買い、10000円手前で売り。

今週は機械受注、米貿易財政収支、小売売上、ユーロＧＤＰ、ＳＱ注目。

＜今週の予想レンジ＞
日経平均：8000～9200
米ドル　：96～101
ユーロ　：122～129

10(月）
9月機械受注（8：50）
10-12月機械受注見通し（8：50）
10月携帯電話純増数
《決算発表》
マルハニチロ、飛島建、日ハム、伊藤ハム、宝ＨＤ、東和薬、沢井薬、小林薬、タカラバイオ、東邦亜鉛、三菱マ、住軽金、グローリー、ＩＨＩ、大日本スクリーン、ＨＯＹＡ、シチズン、ケーズＨＤ、日本ベリサイン

米11月世界農産物需給報告
米債券市場が短縮取引

11(火）
10月貸出・資金吸収動向（8：50）
10月マネーストック（8：50）
9月国際収支（8：50）
10月景気ウォッチャー調査（14：00）
10月企業倒産
《決算発表》
中外鉱、国際帝石、日揮、綜合警備、特種東海ＨＤ、アミューズ、サイバーＡ、ＣＣＣ、太平洋セメ、大平金、ＤＯＷＡ、東製綱、ＪＵＫＩ、ＮＯＫ、コジマ、ワタミ、島津、ニプロ、青山商、八千代銀

米「ベテランズデー」（米債券・外為市場休場）
11月のZEW独景気予測指数
《決算発表》
ＡＩＧ、スターバックス、ロックウェル、タイソンフーズ

12(水）
10月消費動向調査（14：00）
《決算発表》
大成建、大林組、清水建、鹿島、日清紡、電通、日新薬、横浜ゴム、ディスコ、東洋エンジ、千代建、船井電、Ｕアローズ、新生銀、アイフル、インボイス、吉本興
《決算発表》
コンピューターサイエンス、メーシーズ、アプライドマテリアルズ

13(木）
10月企業物価（8：50）
日銀中村審議委員の挨拶
10月首都圏・近畿圏マンション販売（13：00）
9月鉱工業生産指数・確報値（13：30）
《決算発表》
雪印、ハウス食、日清食品、三越伊勢丹、ドワンゴ、紀州紙、日本ゼオン、井関農、ミズノ、みずほ信、みずほＦＧ、東急、京成、日テレ、光通信、ケネディクス

米9月貿易収支（22：30/-570億ドル）
米10月財政収支（14日4：00/-920億ドル）
《決算発表》
ノードストリーム、コールズ、ウォールマート、ＪＣペニー

14(金）
オプションSQ
10月投信概況
《決算発表》
中外炉、ヤクルト、マツキヨ、板硝子、日軽金、ＴＯＷＡ、荏原、丸井、あおぞら銀、りそなＨＤ、中央三井トラスト、三井住友ＦＧ、千葉銀、横浜銀、住友信、東映、アプリックス、リサP、都競馬

ユーロ圏7-9月GDP
米10月小売売上高（22：30/-1.3%）
米11月ミシガン大学消費者信頼感指数（24：00/55.5）
米10月輸入物価指数（22：30/前月比-0.4%）
米金融機関の公的資金注入申請期限
《決算発表》
アジレント、ビッグロッツ