TOPIX +8 @2,049
日経平均 +167円 @29,777円
7~9月期のGDPが年率3.0%減少したという発表にも拘わらず、米国株の上昇もあり日経平均は続伸した。緊急事態宣言もなくなり、過去のGDPが減少していたという株価を下げる力よりも、これから将来は経済が回復するだろうという期待で株価を上げる力の方が大きい。主要企業の四半期決算発表がほぼ一巡したが、製造業を中心に総じて好決算の企業が多かった。海外投資家も11月に入ってから11月1~5日の週は現物株を3週間ぶりに買い越している。
日経平均の日足チャートを見ると、今日は上下に短いひげを引いた短陰線で終えたが2日連続で窓を空けて上昇している。目先の目標である11月4日高値@29,880円にあと少しのところまで上げてきた。
株価指数は上げたが、業種別では33業種中18業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、海運(2位)、空運(3位)、鉄鋼(4位)、その他金融(5位)となった。