5日連続陰線で下げた後やっと陽線

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大きく下落した(DJIA -240.04 @36,079.94, NASDAQ -263.84 @15,622.71, S&P500 -38.54 @4,646.71)。ドル円為替レートは113円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かったが、株価指数は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が860に対して、下落銘柄数は1,233となった。騰落レシオは93.10%。東証1部の売買代金は2兆883億円。

TOPIX +6 @2,014
日経平均 +171円 @29,278円

米国株式相場は主要3株価指数が下落したため、日本株全般も下げて始まったが、日経平均は直前の4日間で700円近く下げたこともあり、まもなく切り返した。上海総合指数が下げて始まったが上昇しはじめたことも日本株を下支えた。また、原油先物相場が落ち着き、さらにドル円為替レートが円安・ドル高方向に動いたことも輸出関連株を下支えた。ただ、10月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る高い伸びとなったため、インフレ懸念から想定よりも早期の利上げもありうると警戒感が高まる可能性も出てきた。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日まで5日連続陰線の後、本日はやっと陽線で下げ止まった。明日以降、10日移動平均線の上に再浮上するかどうかに注目したい。この下にもぐっている限り上昇はない。

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、非鉄金属(1位)、倉庫・運輸(2位)、卸売り(3位)、その他金融(4位)、ガラス・土石(5位)となった。

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