2021.11.11
講義のメインはトレンドフォローの高値追い手法だったから、トレンドフォローをやっている受講生が大半だった。あっちも、その中の1人だ。
2つの系統とは、押し戻し(リトレイスメント)と、ブレイクだ。
あっちは、2つの系統を1つと捉えて、両方をやっていた。
こんちくしょうほど検証をかけてわかった。稼げてもいないのに両方を混在させるのも、2つの結果の出方の違いがわかっていないのに両方使うのも、不利だ。
押しとブレイクには、明らかな違いがでる。
あっちが検証とバーチャルをかけまくって出した結果は、リトレイスメントのほうが勝率が高く、稼ぎは勝率を上げていくと上がる。
ブレイクは、ぶっ飛んだら大きく、勝ち巾を最大化する方向で考えた方が利益曲線を上げやすい。だ。
(ちなみに、オシで試し玉を入れブレイクで本玉をいれる方法はブレイクだ。本トレードはブレイクで、押しは斥候を出しているかリスクを散らしているだけだからだ。
同様に、押しで玉を入れ、ブレイクでちょこっとだけお楽しみ玉をたす方法は、オシだ)
勝ちの「率」で勝負するのか、「巾」で勝負するのかは、別のものとして認識したほうが攻略対策がたてやすい。違うものなら、対応策も違ってくる。
このあたりを意識し出してから、あっちの利益曲線は大幅改善された。
2つ以上の選択肢がある場合は、1つに絞る。とにかく勝てるようになるまでは、1つに絞る。
これを意識してみれば、くすぶっている期間が長い人ほど、出口が見えるように思う。
あっちの場合は、よい方に転がった。
おそらく、大半の人は、よい方に転がると思う。