秋も深まり、寒くなりました。外を散歩する高齢者の服装もしっかりと防寒対策をしたものになりました。私の住む町も高齢化が進み、街の中心にある総合病院から、小児科がなくなりました。地域の何箇所もの介護施設から、毎日、ワゴン車で高齢者が診療に来ます。老人病院となっています。介護施設としては、医師に、往診にきてもらえると一番ありがたいのですが、曜日を決めた往診以外は、病院も対応し切れません。医師の不足も深刻なのです。通院介助は施設職員が行いますが、かかりつけ医への送迎は、別料金をもらってはいけないと指導されますから、そのために職員を雇うことはできないのです。それでいて、一人の入居者に職員一名が二時間くらいはかかってしまうことから、その間は施設内のケアが手薄になります。