衆議院議員選挙を週末に控えて様子見

優利加さん
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昨日の米国株式相場は小幅続伸した(DJIA +15.73 @35,756.88, NASDAQ +9.01 @15,235.72)。ドル円為替レートは114円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が698に対して、下落銘柄数は1,391となった。騰落レシオは81.04%。東証1部の売買代金は2兆6240億円。

TOPIX -5 @2,014
日経平均 -8円 @29,098円

ダウ工業株30種平均は連日で史上最高値を更新した。ただ、昨日、日経平均は500円超も上げたので、本日は利食い売りも出たため、上値は重かった。さらに、米中関係の悪化を懸念して香港ハンセン指数や上海総合指数も下げていたので、日本株全般の重しとなった。それに加えて、週末には衆議院議員総選挙と即日開票が待っているため様子見が支配的だった。そのため、日経平均は一時200円超下げる場面もあった。

日経平均の日足チャートを見ると、長い下ひげを引いた短陽線で「たくり線」のような形となった。上向きの10日移動平均線の上で株価は推移しており、これだけに注目すると株価の短期トレンドは上向きである。しかし、25日移動平均線がまだ下向きなので下方向のモメンタムも残っており、両者の力を差し引きして、力がより強い方へ株価は動く。

33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、空運(2位)、電気・ガス(3位)、情報・通信(4位)、非鉄金属(5位)となった。

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