久しぶりの「買い線」=安値圏での「孕み線」

優利加さん
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昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +102.32 @34,416.99, NASDAQ +68.08 @14,501.91)。ドル円為替レートは111円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が839に対して、下落銘柄数は1,249となった。騰落レシオは98.64%。東証1部の売買代金は2兆9449億円。

TOPIX -2 @1,940
日経平均 +149円 @27,678円

米長期金利の上昇および原油高が一服したため、米国株式相場全般は反発した。日本株も日経平均で8日間で2,700円超も下げていたので割安感が出ただけでなく、日本時間で米株価指数先物も反発していたため、主力株を中心に自律反発狙いの買いが入った。日経平均の上げ幅は一時450円を超えた。

日経平均の日足チャートを見ると、9月29日以来毎日安値を更新していたのが、今日は安値の更新が止まった。今は1月29日を起点として始まった高値ボックス圏での値動きの下限にあり、下げ止まって反発するにはちょうど良い株価位置である。ローソク足に注目すると昨日の長大陰線と本日の十字線と合わせて安値圏での孕み線(=買い線)となった。向こう数日位は反発するか?

33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭(2位)、電気・ガス(3位)、空運(4位)、陸運(5位)となった。

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