投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株はADP雇用大幅減で往って来い
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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8月5日 木曜日
米国株について
ダウ平均は323ドル安の34792ドルで取引終了。
午前中は右肩下がり。午後は安値圏での揉み合いになりました。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 0.92%安(323ドル安)
ナスダック 0.13%高
S&P500指数 0.46%安
〇ダウ構成銘柄の動向
2銘柄が上昇、 31銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
セールスフォース 1.26%高
ナイキ 0.40%高
下落率の高い順
アムジェン 6.46%安
シェブロン 2.24%安
ウォルグリーン 2.00%安
ダウ 1.99%安
キャタピラー 1.91%安
〇アムジェンが突出した下落
医薬品のアムジェンが失望決算で突出した下げ幅に。1銘柄でダウ平均を103ドル押し下げています。
〇全面安
ダウ構成30銘柄のうち、上昇したのは2銘柄しかありません。アムジェンの影響を除いても200ドル超の下落になっており、利益を確定する動きが強まりました。
〇経済指標
・7月のADP雇用統計は、民間部門雇用者数が33万人増加。
6月の68万人増(下方修正)から半減、市場予想を大きく下回るネガティブサプライズ。
週末に発表される雇用統計への警戒感が高まると同時に、過去最高値圏だったこともあり利益確定売りの材料になりました。
・7月のISM非製造業景気指数は64.1になりました。
6月の60.1から上昇、統計開始以来最高。こちらはポジティブサプライズになりましたが、売り優勢の流れは変わらず。
〇利上げの時期は分かりません
FRB副議長が「2022年末までに利上げの条件が達成できる」との見通しを示しました。ここまでの経済回復から示されたものですが、まだ1年も先の予想で売買に対する影響は限定的。
ADP雇用は大幅減でコロナの変異株による影響も楽観視できません。今の状況で利上げを意識するのは時期尚早。
〇往って来い
前日は278ドル高で大きな節目となる35000ドルを突破。過去最高値まであと一歩でしたが、本日はADP雇用の大幅減で急反落。前日の上げ幅を上回る下落で「往って来い」。
〇雇用統計による影響が大きくなりそうです
元々影響度の高い指標ですが、ADP雇用の大幅減を受けて今まで以上に影響が大きくなるかもしれません。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は34500ドルで、上値は35100ドルになると考えています。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
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