視点をずらすと日用品大手の花王という銘柄があります。配当率は1~2%なんですが、日本最長の32年連続増配企業。リーマンショックも何のその、その時代もずっと増配を続けている鉄板企業。ず~っと成長を続けている優良企業です。1990年の年間配当金8.87円、2000年の年間配当金24円、2010年は58円、2020年は140円と驚異的に配当金を伸ばしてます。株価も10年前の2000円から現在はおよそ7000円。インカムゲインである配当だけでなくキャピタルゲイン(こちらのほうが利益はでかい)も両方享受できる企業です。株価が下落傾向、または横一線の高配当銘柄よりも株価が右肩上がりの成長を持続する企業でかつ増配を続ける企業は高配当銘柄よりも事実上おいしいですよ。目先の一年間だけの高配当も良いですが、比較してみてください。
ただし、花王は今株価調整中なので中長期的な押し目買いがお勧めです。
投資判断は自己責任で。