５月６日（木）の市場概況です。
１．日経平均
大きく反発しOSCはいきなり＋１２％の６０％まで到達。これは３月１８日の６１％以来です。この時は、２月２６日の３７％からの上昇局面でのピークアウト直後でした。４日かけての３３％までの下落。今回は逆パターンですね。但し、６０％とは上げすぎ。いわゆる窓を開けての上昇。２８８１２円と２８９６６円の間が空白です。この後、少々の調整が入るんではないでしょうか？ ちなみに指数値で見ると、ちょうど４月１６日あたりに相当します。４月２０日、２１日と５００円を超える下落に見舞われたのは記憶に新しいことでしょう。そうした危うさが日経平均の値動きにはありますね。
２．TOPIX
こちらは、もっと緩やかな上昇基調で終了し、OSCは＋１１％の５３％です。同じく指数値での位置取りを見ると４月２０日あたりに相当。もう少し上を目指すのではないでしょうか？
３．マザーズ指数
ナスダックの急落に引きずられるように、従来パターン（日経平均など主力市場と逆の値動きをすること）が戻ってきました。OSCはそれでも＋４％の４１％とコンバージェンスしておりますので、反転態勢にはあります。売買判断指数もたったの１３％です。このあたりの水準からは翌日切り返すのが常。今日押されたマザーズ主力銘柄の、一旦の切り返しが見込めるかと思います。
以上です。
