二回目の「緊急事態宣言」を超えるスピードで感染が広がっている今回の第四波。
当地での「緊急事態宣言」はこれで三度目になります。
期間は明日25日から5月11日まで
関西では大阪と兵庫、そしてギリギリのタイミングで京都も加わることになりました。
「GWに潜在的な地域から来られると迷惑だからね」
「いま歩調を合わさないと、看護師よこせとか重症患者を受け入れろ、
と圧力をかけられそうだから一緒に要請する方が無難」
という笑うに笑えない声も聞かれます
東京都は、20時以降は街灯を除き消灯を要請する、と聞きました
灯火管制と酒類販売禁止などの対策が出てくると、戦争時代を彷彿させますが、
我々は人類の存続をかけてコロナと闘っている最中なのです
今後も「緊急事態宣言」が発令するようなら、
「戒厳令」もアリかもしれませんね
そして、いつの頃からか、
日本でも一部の地域で医療崩壊が囁かれるようになりました
海外の医療崩壊と決定的に違うのは、
日本の患者は病院で治療を受けたり入院することなく、
「自宅療養」「入院など調整中」の名の下に、
何の設備もない自宅でひとりコロナと闘うことに尽きます
近い将来にはコロナでなくても、本来なら受けられるはずの手術も受けられず、
重症化し、最悪死を迎えるケースも十分起こりえます
しかし、何といっても、私が絶望を感じるのは、
「緊急事態宣言」を発令しても、
場当たり的な解除要請を簡単に受け入れるところにあります
8割おじさんこと京都大学西浦教授曰く、
「(政府の)緊急事態宣言の解除の基準は、
数値感覚を持つ自分としては耳を疑うような基準」
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優秀な専門家がいても、きちんとした科学的なデータがあっても、
それを軽視したり無視する政権に舵取りを任せると、
私たち一般人の感染症対策ではパンデミックを抑えることは不可能です
ワクチンも開発されているし、来年末には落ち着いていると良いな、
と思っていましたが、私の認識が甘いことに今さらながら気づきました