★プロの意見を聞いてみましたよ!!!
明日からの相場展望ですが、老舗投資顧問の株マイスターさんの相場展望、注目銘柄を記載致します!
中々、難しい地合いという感じもしまうすので、参考にしてみるといいですよ!!
★株マイスターの来週の相場展望
明日22日(月)の東京市場は、前週末のNY市場でNASDAQが上昇した流れを受け、グロース株優位の展開が予想されます。
日銀会合において長期金利の変動許容幅を拡大する方針が示されたことで、前週は債券を運用する銀行や保険セクターなど金利敏感株の一角に資金が向かいました。 ただ、急ピッチで上昇した反動から上昇は一服、週初は米国市場で見られたようなグロース株への資金流入に期待ができそうです。
新興市場の変化も見られておりマザーズ指数が2月22日以来、およそ1ヶ月ぶりに25日移動平均線とのプラス乖離を回復、短期トレンドの好転が示唆されます。
今週の戦略面に関しましては、TOPIXの動向に注目しておきましょう。
日銀はETFの買い入れ方針を「TOPIX連動型のみ」に変更しました。 その結果、これまで買われていた日経平均に対する寄与度の高い銘柄は売られることになり、反対にTOPIXベースでの物色が広がることが予想されます。
TOPIXへの寄与度が高いメガバンクや【7203】トヨタなどが物色対象の筆頭候補として挙げられますが、株価に対する影響が大きいのは小型株でしょう。
市場参加者へのリスクテイクを促す為に行われてきた日銀買いですが、実際には指標となる日経平均を上昇させるだけ(=寄与度上位の値がさ株が買われるだけ)で、小型株のメインプレーヤーである個人投資家には恩恵の少ない政策でした。
しかし、日経平均型が除外されたことで東証一部全体へ日銀買いが広がることとなり、これまでよりも底堅い推移が期待できます。
小型株の出来高増に繋がる公算も大きく、機関投資家など大口による新規資金の流入が進むでしょう。
小型株の出来高増に繋がる公算も大きく、機関投資家など大口による新規資金の流入が進むでしょう。
という感じで来週の相場展望を予想していますね!
★株マイスターの来週の注目銘柄
【2760】東京エレクトロン デバイス
主に米国製を扱う電子部品の半導体商社で、設計受託で産業用に強みを持つ同社。
1月27日の第3四半期決算では、世界的な半導体不足を背景に連結経常利益が前年同期比30.9%増の26.1億円に拡大し、通期計画の41億円に対する進捗率は5年平均の56%を上回る63.7%に達するなど業績面は好調。
決算通過後は見直し買い優勢の展開となり約16年7ヶ月ぶりとなる4000円の大台に到達。 その後、確定売り等に押され調整入りとなりましたが、節目の3600円で下げ止まると5日線をサポートに戻り足を強める展開となっており、業績の上振れ期待を背景に更なる一段高が期待できそうです。
節目の4000円台を抜けれず押し戻されてしまいますと失望売り等が発生し、思った以上に下値を探ってくる可能性がありますので引き際には十分注意が必要となりますが、今後の動向に注目しておきたい銘柄です。