「切り込み線」で反発したがまだ25日移動平均線の下にある

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +30.6.14 @31,802.44, NASDAQ -310.99 @12,609.16)。ドル円為替レートは109円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,848に対して、下落銘柄数は302となった。騰落レシオは123.18%。東証1部の売買代金は3兆2706億円。

TOPIX +24 @1,918
日経平均 +285円 @29,028円

米追加経済対策は上院が3月6日に可決して下院で今週中にも可決されて成立する見通しとなった。ドル円為替レートは109円台のドル高・円安となり、輸出関連株、特に自動車株が買われた。また、景気回復への期待感が高まり、景気敏感株が買い優勢となり上げた。他方、長期金利の高止まりを懸念してハイテク株を中心とした成長株が売り優勢となり下げた。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日の強烈な「被せ線」に対して、本日は「切り込み線」となり反発の兆候となった。それでも依然として下向きの10日移動平均線と上向きの25日移動平均線の下に沈み込んだままであり、明確な反発モードとはなっていない。

33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、不動産(1位)、電気・ガス(2位)、輸送用機器(3位)、鉄鋼(4位)、陸運(5位)となった。

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