今日は父の三回忌
命日とお盆には自宅にお坊さまに来てもらっていましたが
住職も闘病中
母も高齢であることから
今回はお寺の方で
時間のある時に経を読んでくださいと
お願いすることにしました
ところが
「お寺でお経を読んでいるんだったら、私も行きたい」
と母が言い出し
結局お寺で身内が集合することにしました
それって場所が変わっただけで
感染症対策としては変わりないじゃん
でも お寺の方が自宅より広いし
密は避けられ
本堂ではお経が響き渡り
おりんもなかなか迫力がありました
自宅より仏さまの前で法要をする方が良いね
と身内とは珍しく意見が一致しました
法要を終えて帰ろうとすると
寺猫「番長」が私たちを追って
お見送りに来てくれました
先週 住職宅の玄関先で「番長」と会ったのですが
なでなでしても身を固くして縮こまってしまいました
寒い冬は外には出たがらないので
2か月くらい会っていなかったのですが
「私のことを忘れたな~」というと
ピンと来たのか
急ににゃあにゃあ鳴き出してすりすりしてきました
嬉しいというか
最近は猫と以心伝心
テレパシーが通じているのかしらん←猫バカ
自宅に帰ってから
お膳を用意し
灯明とお線香をお供えしました
父はコロナ禍で生き延びるのは難しかったと思うのです
そして父もまた
コロナ禍で生きることを望まなかったでしょう
人はどのような人生を歩むか
あらかじめ青写真を描いて生まれるとも聞きます
父の場合
計画通り希望通りの人生だったと言えるでしょう
絶妙のタイミングで逝ったのだなあ
と思っています