巣ごもり特需で好決算&増配【3635】コーエーテクモ



どうもどうもイナゴトレーダーの皆様如何お過ごしでしょうか?

週明けの日本株ですが、今週から本格化する企業決算への期待感から買いが先行して終値2万8822.29円、前日比+190.84円と反発。

今日の上昇で明日にも2万9000円到達の予感を強く感じさせるわけですが、ちょっと気になるところとしては、バイデン政権が1.9兆ドル規模の景気対策案を発表していますが、一部の共和党有力議員は昨年12月に9000億ドル規模の対策を打ち出したことを踏まえ、追加策は時期尚早という見方をしているとの事です。

追加経済対策がまとまらないってなると株価としてはマイナス要因に働くわけですので、波乱なく協議をまとめてほしいですね!

米国市場では今月ハイテク株の筆頭アップルが1月27日に決算!


米国市場は動画配信サービスのネットフィリックスが好決算から急騰しましたが、ハイテク株の筆頭のアップルやマイクロソフト、フェイスブックの決算が今週控えていますからね!

過去にアップルの決算が悪かった事でアップルショックなど起こりましたが、こういった主要株の決算が悪い場合、他ハイテク株にも波及して指数を押し下げる動きとなりますので、注意が必要ではありますね。

しかも、米アップルに対してモルガンスタンレーは、20年10~12月期の業績が過去最高になる可能性がある。

目標株価を引き上げ、アップルのすべてのセグメントで売上高は2ケタ増が見込まれるとし、とりわけ「iPhone」、PC「Mac」、およびサービスは市場予想を上回る可能性があるとの見通しを発表して買い推奨しています。

予想通りならいいですが、かなり期待されている状況で市場予想に届かないとかなると、失望売りを誘う状況になりますからね。1月27日に決算発表ですが…「頼む!!」って感じですね。

本日の注目決算で【6594】日本電産が好決算を発表!


日本電産は精密小型モーター大手でHDD用で世界首位の企業。時価総額8兆5000億円で様々な企業への影響を与える銘柄ですので、【6594】日本電産が好調ならば他も期待が高まる状況でしたので注目されていたのですが…中々な好決算となっていますよ!

決算内容を見ますと、21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比17.5%増の1093億円、通期の同利益を従来予想の1360億円→1500億円(前期は1069億円)に10.3%上方修正し、増益率が27.2%増→40.3%増に拡大です!

とにかく注目決算の第一陣はしっかりという感じと言えますね!

今日の決算発表銘柄の中でも「ゲーム関連は巣ごもり需要」で期待値は高いと思っていましたが、抜群の決算を発表しましたね!

巣ごもり関連 ゲーム関連【3635】コーエーテクモ


コーエーテクモは「歴史ゲーム」に強みを持ち、同社のヒットタイトルは歴史ゲームでは一番とも言える「信長の野望」や「三國志」、競馬育成ゲームの「Winning Post」、大航海時代を舞台に、探検・交易・海戦などを通じ、富や名声をつかみとっていく海洋冒険シミュレーションRPG「大航海時代」などがあります。



独自IPに強みを持って根強い固定ファンも多いタイトルを持つのが同社の強みですが、過去の業績を見てもブレなくしっかりしている事から、今回の決算も巣ごもり需要からもいいとは思っていましたが!

抜群の好決算!21年3月期の連結業績予想について、売上高を510億円から560億円(前期比31.3%増)へ、営業利益を170億円から220億円(前期比56.0%増)へ、純利益を180億円から250億円(前期比63.3%増)へ上方修正ですよ!

この上方修正にさらに増配!「71.5円を予定していた期末一括配当を100円引き上げ!」株主への還元もしっかりで業績もしっかりですよ!

決算内容を見ますと、9月に国内で配信を開始したスマートフォンゲーム「三國志 覇道」がかなり好調に推移、ニンテンドースイッチ用「ゼルダ無双 厄災の黙示録」を11月に発売し、12月末までの累計出荷本数が350万本を突破し、「無双」シリーズとして1タイトルで最高の出荷本数となったとの事です。

最近思う事ですが、CMを積極的に行っている企業って業績がいいからこそって感じですが、中国での「三國志」のロイヤリティーも高水準の様ですので、業績は今後も拡大傾向となっていく可能性は十分と言えますよ!

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