ケインズ一般理論の核心は「危機的状況では市場まかせは無責任で、大きな政府は必要な時は必要!金融・貨幣政策でも!」という、古典派に対する批判である。それを無視した、PCによるテクニカルのみの新自由主義投資家が、全滅したのは当然だろう。
コロナバブルは避けられないのだ。となれば、はじける時ははじけると計算づくで、短期的上下動に惑わされず、ファンダメンタルを無視しない、資産配分を工夫する経済学にのっとった投資家がますます必要となるだろう。鬼門は、あいも変わらず、土地・不動産・REITの過信に決まっている。