yuhsanさんのブログ
ファンドを作りファンドマネジャーになろう
投資資金が1000万円を超えたらファンドを立ち上げます。その目的は次の通りです。
(1)ファンドの資金と、生活資金を明確に区分して、万が一の際にも生活に支障がないようにしておきます。
(2)金融資産の大半をファンドに移管し、ファンドマネジャーの心境で資産の運用計画を立て、きめられたポートフォリオになるように努めます。
(3)年度ごとに資産と収支計算をして、資金が効率的に使われているかどうかをチェックします。ポートフォリオの見直しなどを通じて翌年度の計画を立てます。
(4)生涯キャッシュフローを計算することで、投資資金がどのように回収されたか判断します。
(5)記録の保持と評価を行い、適切な節税と税務申告を行います。
ファンドには名前をつけます。たとえば、「さくらファンド」、「1億円へ向かってGO!」……。ファンドに対する一層の愛着と、ファンドマネジャーとしての責任を感じるはずです。ファンドは、私的な財産管理のための個人的資産なので、看板を掲げたり税務署に届たりする必要はまったくありません。
重要なことは、投資に当たっては、リスクマネーだけを使い、生活や住居の購入資金とは完全に分離することです。この垣根がないと、自分と会社のお金の区別がつかないのと同じになってしまいます。
株式投資には、リスクがつきものです。儲けることも損することもあるのです。極端な話、日本が沈没したら株はどうなるのでしょうか。最悪の事態に備えるのは無意味としても、歯止めだけは作っておきたいところです。
リスクマネーの枠の中で、現金は最大限株に投資し金を遊ばせないことも大切です。現金を持っていても利息はほとんどつきません。活用して初めてリスクの成果が得られるのです。それにファンド内の株式は、値上がりと配当を追求するために、最適の組み合わせになっていなければなりません。組み合わせ(ポートフォリオ)が、常に最適かどうか、値上がりと配当金の両面からチェックをして、問題があれば組み替えましょう。
記録の維持管理と税務申告は大丈夫ですか。税務者はファンドを作っても別財産とは見てくれません。あなたの所得として申告することはいうまでもないことです。ファンドマネジャーになったつもりで、一年に一度は決算報告書を作成して、成果を総括してみることも大切です。
以上は、「波乗り投資法」のワンフレーズです。