日経平均 ; 26687.84 (-44.60)
TOPIX ; 1782.05 (-8.47)
JASDAQ指数 ; 3707.29 (-14.03)
マザーズ ; 1171.07 (-16.81)
東証REIT ;1713.09(-3.03)
日経平均は反落。ワクチン接種開始のニュースもありながら、足元では感染拡大が止まらない状況で経済の落ち込みは必至なので、景気拡大策が出てもリカバリーできるのかが焦点になってきますかね。
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日経平均は44円安と反落、売り一巡後の戻り限定、空運株、保険株など軟調推移=15日後場
15:20 配信 モーニングスター
15日後場の日経平均株価は前日比44円60銭安の2万6687円84銭と反落。朝方は、売りが先行した。世界的に新型コロナウイルスの感染再拡大が続くなか、米国で経済活動制限への懸念から14日のNYダウが下落した流れを受け、いったん2万6600円台前半まで値を下げた。その後、時間外取引の米株価指数先物高もあって上げに転じる場面もあったが、買いは続かず、再度軟化。株価指数先物売りを交えて弱含み、後場後半には2万6605円54銭(前日比126円90銭安)まで下押した。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。なかで、空運株や保険株などが軟調に推移した。
東証1部の出来高は11億1825万株、売買代金は2兆2219億円。騰落銘柄数は値上がり894銘柄、値下がり1177銘柄、変わらず110銘柄。
市場からは「経済活動の制限が懸念されているが、日本の『Go To トラベル』の全国一斉停止の影響については、一部業種に限った話であり、経済全体へのインパクトは大きくない。ただ、企業業績の回復期待は相当織り込んでおり、ここからは買い上がりにくい」(国内投信)との声が聞かれた。
業種別では、ANA <9202> 、JAL <9201> などの空運株が下落。第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株も安い。日本製鉄 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株や、東ガス <9531> 、東北電 <9506> などの電気ガスも軟調。ブリヂス <5108> 、TOYO <5105> などのゴム製品株や、郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> などの海運株もさえない。オリックス <8591> 、クレセゾン <8253> などのその他金融株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などの銀行株も売られた。
半面、王子HD <3861> 、北越コーポ <3865> 、大王紙 <3880> などのパルプ紙株が堅調。AGC <5201> 、日電硝子 <5214> などのガラス土石株や、日軽金HD <5703> などの非鉄金属株も高い。島津製 <7701> 、ニプロ <8086> などの精密株も引き締まった。
個別では、LinkU <4446> 、JSB <3480> 、木村化 <6378> 、ダイヤHD <6699> 、新日理化 <4406> などの下げが目立った。半面、日金属 <5491> 、ブラス <2424> 、神栄 <3004> 、ファルテック <7215> がストップ高となり、Hamee <3134> も一時ストップ高。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が下落した。
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