新聞で、私より若い人が死んだ記事を見ると、何だか、もうかったような気分にもなり、そろそろ、来るかという感じもします。人は不思議ですね。
最近、ユーチューブで、森林の中に、小さな、簡素な家を建てるのを、何度か見ました。最初は、こんな事がしたいと、思っておりましたが、そのうちに、あることに、気が付きました。
それは、これは、家が出来るまで、近くの家で、寝泊まりして、作業に来ていること。食事は、自給ではなく、別に用意してあること。
準備には、家の構造を、あらかじめ、決めてあること。この家は、長く住める家では、無いこと。トイレ無、水道無。電気無。結局、この家は、造っただけで、後は、非常用の避難場所くらにしか使えない事。
それでも、夢があって面白いです。
昔、田舎で暮らそうというテレビ番組が有りましたが、これは、暮らすことは、無理です。その理由は、収入が、無くなること。家の前の畑で、家庭菜園の程度の野菜を、採っていては、食べることさえ十分でないこと。
買い物に不便。子供の養育、学校などに不便なこと。こんな事から、数か月で、破綻になります。
今、田舎の一軒家の番組がありますが、これは、質素の生活を余儀なくされます。そして不便です。これでも、よいなら、かまいませんが。しかし、急病になった時は、それまでです。もうどうにも、ならないです。こんな事を承知で、住むのなら、かまいませんが。
こう考えると、老後は田舎よりも、都会の方が便利です。救急車は来てくれる。病院は、近くにある。買い物は、車を使わなくても、歩いてできる。外食は、近くなので、行くのに、時間が、かからない。こんな事を考えると、夢よりも、現実を考えたのが、生きやすいと、思うのですが。